蛇谷ヶ峰、現在人気上昇中の山
←畑~須川峠~蛇谷ヶ峰(ピストン)経路図2017年5月14日
下の写真は、蛇谷ヶ峰全景です。 今日は、雲がかかって山頂付近は見えません。
10年以上前は、山頂に登っても出会うのは数人といったところでしたが、最近はめっきり人気が上がったようで、今日は50人程の人が360°の景色を楽しんでおられます。

登山口までの経路(バス利用)
奥比良の玄関口のひとつ、JR近江高島駅です。
ここから畑行きのバスが出ています。

江若交通、高島市コミュニティーバス路線図です。
下に江若交通のバス路線図のリンクを貼っておきます。 詳しくはそちらを確認してください。

江若交通、高島市コミュニティーバス時刻表です。
下に江若交通のバス時刻表のリンクを貼っておきます。
本数は多くありません。 近江高島駅7時27分発か9時4分発が良いのではないかと思います。
9時4分発は、休日と夏休み期間はガリバー旅行村経由となっていますのでご注意ください。 最終目的地、料金は同じですが少し時間がかかります。

終点の畑バス停です。 バス停の隣にトイレがあります。
下の写真は、バス停の手前から撮っています。
バスを降りたら右方向の川沿いの道を進みます。

バス停から10分程進むと、下の写真の所に着きます。 ここを直進します。 ここから先は一部ブッシュの中を進みます。 ブッシュを避けたいのなら遠回りになりますが右方向へ進むのが良いかもしれません。(林道直行の道)

上の写真の所をすこし進むと、道は分岐します。
この川を渡らずに、そのまま左岸側の道を進みます。 下の写真の方へは行きません。

下の写真、こちらが正しい道です。

すこし進むと砂防ダムに着きます。 砂防ダムをすこし過ぎた所から、道は左岸側から右岸側に変わります。
このあたりからブッシュが強くなってきます。

林道手前の右岸側の道です。

林道の電柵ゲートに到着です。 鍵はかかっていません、下部にある留め金を外して扉を開けます。 通行後はまた扉を閉鎖してください。
ゲートを過ぎたら左方向に登山口の道標が見えるはずです。
道標には「ボボフダ峠」(須川峠)と書いてあります。

林道側から防獣柵のゲート。

登山口までの経路(マイカー登山)
駐車違反にならずに車を停められる近くの駐車スペースは、1か所、1台のみです。
駐車スペースは待避スペース(離合スペース)を含めると沢山ありますが、迷惑駐車にならないまでも、駐車違反にならないかと言えば、そうではありません。
下の写真は、林道鵜川村井線(朽木村井~畑)の入り口ゲートです。

上の写真のゲートがある所の地図座標です。
待避スペース(離合スペース)、登山口手前約100m。

待避スペース(離合スペース)、登山口手前約300m。

登山口奥約80m、こちらが唯一の駐車適地です。
道路にはみ出さないように停めてください。 入り口ゲートから車で5分程の位置です。

上の駐車適地の座標を表示しておきます。 登山口奥約80mの位置です。
待避スペース、登山口奥約400m。

登山口をスタート、須川峠へ
道標には「ボボフダ峠」(須川峠)と書いてあり、ここを川沿いに進みます。


川沿いの道、最初は左岸側を進みます。

登山口を登り始めて5分で砂防ダムに着きます。 このダムの右側を巻いて登ります。

砂防ダムを越えてしばらく行くと、道は右岸側に変わります。
下の写真の所を渡ります。

清流です。

右岸側をしばらく進むと、右手に棚田のような所が見えます。 その棚田のような所に杉が植林されています。
ここから、今まで登ってきた沢を離れ、棚田を横切り、北方向にある次の沢へ向かいます。

以前は、本当に棚田だったのかもしれません。

北方向にある次の沢を少し上ると、造林公社の看板が見えます。 この先でまた沢を渡ります。
登山地図にも明記されていますが、ここのポイントが一番迷いやすい場所だそうです。
棚田のような所を右方向に横切り、右手の沢を登るイメージです。

沢を渡った所から南斜面のつづら折れの道が始まります。

つづら折れの道を登り切った所から尾根筋の道に変わります。

ヤマツツジでしょうか?

しばらく進むとレスキューポイントにつきます。

レスキューポイントから数分進むとモミの木の大木に到着です。
ここまで来れば、須川峠は目と鼻の先です。

モミの木の大木、上部。

須川峠に到着です。
登山口からここまで約1時間かかっています。
畑バス停からここまでの標準コースタイムは、1時間30分です。 登山口からですとおおよそ55分です。

ボボフダ峠=須川峠です。 昔の登山地図には、ボボフダ峠と記載されています。 名称には諸説あるようですが、畑バス停横を流れている川を須川と言い、このルートの事を地元では須川越えと呼んでいることから、現在では須川峠に変わっているようです。
昔の登山地図のボボフダ峠の記載には、私の父が関わっているようです。
須川峠は、分岐点です。 左に行くと地藏峠にいけます。 右が蛇谷ヶ峰方向です。 ここを右に進みます。

須川峠から蛇谷ヶ峰へ
アップダウンが続く登りです。 比較的斜度も緩やかで、最後の東斜面まで快適な尾根道が続きます。


須川峠から10分程進んだ所のレスキューポイントです。

上のレスキューポイントから数分進んだ所のレスキューポイントです。

イワカガミです。

イワカガミ、見る人によっては可憐な花です。

ブッシュの無い山肌、ここはゴルフ場ではありません。
私にはよく解りませんが、これでは山の保水力が落ちて、水害等の被害に繋がるのではないでしょうか。

BIWAICHIの道標です。 ここから東西に延びる急な尾根を西方向に進みます。

東西尾根を上り詰めた所に咲いているミズキ科の花のようです。 残念ながら木の名前は解りません。



山頂のすぐ下まで登ってきました。

蛇谷ヶ峰山頂、標高901mに到着です。 360°のパノラマへようこそ!
登山口からここまで約2時間11分かかっています。
畑バス停からここまでの標準コースタイムは、2時間40分です。 登山口からですとおおよそ2時間5分です。
残念ながら私は、いつものマイカー登山なのでここから引き返しますが、バスを利用されている方は4つのルートを選択できます。
桑名橋、朽木生き物ふれあいの里跡、グリーンパーク思い出の森、朽木スキー場の4ルートです。

蛇谷ヶ峰からの景色、リトル比良方向の写真です。

蛇谷ヶ峰からの景色、ヤケ山方向の写真です。

蛇谷ヶ峰からの景色、阿弥陀山方向の写真です。

蛇谷ヶ峰からの景色、朽木の北部方向の写真です。

蛇谷ヶ峰からの景色、関西電力マイクロウェーブ反射板の写真です。

蛇谷ヶ峰からの景色、朽木の南部方向の写真です。

蛇谷ヶ峰からの景色、高島市方向の写真です。

蛇谷ヶ峰で折り返し、登山口へ
下の2枚の写真は、BIWAICHIの道標から須川峠へ数分進んだ所から撮っています。 ブッシュが殆どない山肌がお分かりいただけるでしょうか。


須川峠手前二つ目のレスキューポイントまで帰って来ました。

須川峠に到着です。
山頂からここまで、ちょうど1時間かかりました。 標準コースタイムは、55分です。

再びモミの木の大木です。

尾根道の終わりです。

棚田跡に到着。

登山口付近の大岩です。

もうすぐ登山口に到着します。

登山口に到着です。 須川峠からここまで52分かかりました。 標準コースタイムは、60分です。
珍しく標準コースタイムを下まわりました。 でも山では下りの速さは自慢にならないと言います。

登山口近くにある滝です。 さっきこの上を歩いてきました。

林道からカラ岳望遠です。

林道内でも、花たちが懸命のに咲いています。



