はじめに

最初にお断りいたします。
この情報は、調査に基づいたものではありません。
私の記憶と主観によるものです。
「山に熊がいて当たり前」だと私は思いますが、皆さんは、どうお考えですか。

私の記憶が間違っていて、判断も間違っていたら良いのですが、少しでも危険を避けたい方の為に当ページを作成しています。

比良山系の熊の主なテリトリーは、ここだけではないと思います。
10年以上前ですが北小松からの縦走路や比良岳の近くでも熊のマーキング(木にツメ跡を残しテリトリーを主張する)を見たことがありますし、大津市のホームページから、蓬莱山の南側でも熊の発見情報があります。またリトル比良周辺でも2017年から2019年にかけて平地において確認されています。
上記の事からも判るとおり、比良山系の熊のテリトリーは多数存在すると思われます。
不快に思われるかもしれませんが、ハードに登られているルート以外は熊鈴をつけることにしています。

追申、2020年7~8月 リトル比良の北側の裾野部で熊の確認情報あり(高島市防災無線)

昔からいわれています

今から40年ほど前、地元の山岳部の方からの聞いた情報です。
「ワサビ谷及びその周辺の尾根及び谷は、ツキノワグマのテリトリーとなっているので立ちいってはいけない」という事です。

ワサビ谷での熊の活動領域に関する話は、その当時の山岳グループの間では多くの人が知っている一般的な情報だったそうです。

山岳グループの方が大勢でワサビ谷とその周辺の沢にワサビを取りに行った武者話も今では遠い昔の事です。
現在では、どういう状況なっているのかは解りませんが、周辺の熊の目撃情報は、現在の所(2020/6/30)ありません。

ワサビ谷は八淵の滝の上流で大すり鉢から広谷に向かうルートの川の上流にあります。 左記ルートからは、かなり距離がありますのでこのルートを今も使っています。

熊の穴かもしれません

今から20年ほど前、ワサビ谷近くの斜面を藪漕ぎ(道のない所を進むこと)している時に偶然、何かの岩穴を見つけました。
入り口は約1m×1m、奥行きは3m程度の穴です。
入り口に白の毛が混じった黒に近いグレーの毛の束が付着していました。 毛の長さは、約5cm程度です。

熊以外の動物のものかもしれませんが、その時、直感的に「熊の穴」だと思いました。
穴の床面中央部分だけが濡れていたので、つい今しがたまで動物がいた可能性があります。
そこに着く3分ほど前に何かの物音を聞いています。

それ以来、ワサビ谷及びその周辺には立ち入らないことにしています。
ただし、通常の登山ルートは含まれません。最も近い「大摺り鉢」から「広谷」に向かうルートは、私は現在でも利用しており、上記には含まれません。

そもそも、ワサビ谷に行くつもりではありませんでした。
広谷経由、武奈ヶ岳をめざしていたのですが、大摺鉢の先で道を間違えてしまいました。
地図とコンパスで位置を確認したら、そのまま登れそうでしたので藪漕ぎを続けたのです。
その結果、ワサビ谷の斜面にたどり着いただけで、ワサビ谷の熊のテリトリーの事が少しでも頭の中にあれば、藪漕ぎなどしなかったと思います。
また、山岳グループの方の話も、この件が無ければ思い出さなかったと思います。

以上、私の主観に基づくもので、事実ではない可能性も存在ます。
実際の登山においては、ご自身でご判断ください。
しかし、過度に恐れる必要はないと思います。

生態系保護を理由に岩穴の正確な場所をお伝えすることはできません。
どうぞよろしくお願いいたします。